NotomaでCeleron(99/3/7)


 Intel 440FXチップセット(Notoma)を使用したASUS KN97-Xでは、BIOSを最新バージョン(0116)にアップグレードすることでCelronが動作するという話を聞いたので手持ちのKN97-Xで試してみました。
Celeron写真  いわずと知れたCeleronの写真です。今回の実験台はCeleron300/300Aの2種のCeleronです。
実験台Celeron S-Spec  実験台CeleronのS-Specと製造週はこの通り。上はCeleron300A ( SL2WM, 98年43週コスタリカ製造, 2次キャッシュ128KB内蔵 ), Celeron300 ( SL2Y2, 98年25週製造コスタリカ製造, 2次キャッシュ無し )ですね。
 ちなみに、双方とも103MHz x 4.5 = 463MHz迄なら安定して動作する代物です。( 当然、保証されているものではありませんが。 )
KN97-Xボード全体写真  実験台メインボード ASUS KN97-Xです。ATXフォームファクタでPCI x 4, PCI/ISA x 1, ISA x 2,を持っています。LM78を搭載しているのでCPU, メインボードの各種温度,電圧の監視もできるます。
 ボード右下部にVIBRA16C ( Creative製SoundBlaster16互換チップ )を載せるランドもありますが、本ボードはW/O soundタイプなんでこれは載っていません。
Celeron動作中のKN97-Xボード全体  というわけで、BIOSをアップデートしてCeleronを挿します。videoは3D Blaster PCI ( Rendition V1000L ) を挿してます。
Celeron動作中KN97-X(CPU,SIMM拡大写真  CPU, SIMMソケット部分の拡大写真です。CeleronとSIMMの組み合わせは妙ですね。^^;
 PCIスロットが見えています。440LX/BXベースのメインボードならこの位置はAGPスロットです。
KN97-X起動時画面  電源をONするとあっさりCeleronと認識、動作します。BIOSで確認するとコアもちゃんと2.0Vとなっています。300Aも問題無く動作します。 ( 写真はこちらのもので128KBの2次キャッシュもちゃんと認識してますね。^^ )

 BIOSアップでCeleronが使えるようになったわけですが、副作用としてアダプタに挿したPentium Proが動作しなくなりました。( メモリカウントにいかない。;_; )
 実はこのKN97-X、Pentium Proを使う場合はアダプタ付属のPentium Pro用BIOSにROMを差し替えないといけません。でも、BIOSアップ前はPentium II用BIOSで ( CPUタイプが違うと怒られはするものの ) 使えていたんですがねぇ。


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wakatuki@geocities.com